ライフオーガナイザー®︎ 中矢くみこのブログ

凸凹でも片づけベタでも整う仕組みがある!

「ものが床に溢れている…片づけなきゃいけないよね…」を考えてみる

こんにちは
4人の子どもと暮らす
名古屋在住ライフオーガナイザー®︎
中矢くみこです。

部屋が散らかっていて恥ずかしい…とお伺いしたときにおっしゃる方。

生活できるスペースは確保できている。

家具の中に収まっていないものはあるけれど、何がどこにあるのかは、おおよそ把握している。

ものが多いことで、多少生活はしにくいけど、そんなに探し物をすることもない。

といった状況だったとします。

散らかし放題なときも

 

だけど、部屋はぐちゃぐちゃでしょ…?
片づけないといけないのはわかってるんだけど…

と口にされるのは、見た目のイメージが雑誌やテレビ、そしてお友達のスッキリしたお部屋と比べられてのことでしょうか…。

 

一般的な感覚としては

「収納家具の中にものがおさまらず、床にはみ出ている」

状態のときには、ものを減らして収納できるようにしたほうがいいんでしょう、と思うかもしれないけれど、それはあくまで一般的なイメージで、わたしはあまりそういう感覚はなかったります。

  • 管理できるものの量
  • おうちの広さ
  • 収納スペースの大きさ
  • 必要なもの(大物が多いとか)
  • 買い物にいける頻度

これは人によって様々ですし、同じ方でもそのときどきで、変わっていくことですよね。

私も、子どもたち4人分のおむつが家に必要だったときは、おむつだけでどれだけのスペースを要したか…。でも、今はおむつはないし、大きな遊具(家庭用滑り台など)もありません。(代わりにベッドが増えましたが)

だから、いちばん大切にしたいところは、

「ものが多いことによって困っていることはどんなこと?」

という点。

  • お友達を呼びたいけれど、この見た目では恥ずかしくて…どうしても収納からはみ出たものはなくしたいんです。
  • 歩いているとものが足に引っかかって危なくて…普段過ごす場所は安全な状態にしたいんです。
  • いろんなものが混ざってしまって探し物や無くし物が多くって…どうにかしたいんです。

本当に困っているなら、片づけることで解決できることもあるかと思います。

だけど、見た目は気になりつつも、お友達に見られないならいっか、と思えたり、生活するときに危険なこと、探し物などで困ることがないなら、まず「今のおうちでもいい」と思ってもいいのでは?

こんな状況もあります

そして、

「片づけたい」「ものを減らしたい」けど、「手放すのは苦しい」というとき。

 

片づけたいと思う理由を、改めて意識してみます。

  • 自分が困っているのか?
  • 家族のためになんとかしたいのか?
  • 周りの方にどう思われるか気になるのか?

どういうところを優先するのか?を心に留めながら片づける(ものと向き合う)と、何を手放すか?を考える時のヒントになるかもしれません。

 

ちなみに、私は、ものに対する思い入れや感情を優先しがちなタイプです。機能性をとるか、感情をとるか、でいくと確実に感情。

なので、どうしても物量を減らしたいときも、思い入れのあるものは残したいと思っています。

例えば、キッチンの収納の中には、「割れて使えないけど、お世話になった方からの頂き物の食器」が「思い出のもの」として保管してあります。保管スペースを確保するために、鍋は少なめ、菜箸は持っていないなど、キッチンツールも少なめです。

キッチン内に入らないものはファミリークローゼットに収納していたり。

私は、比較的ものが多い中にいてもあまり気にならないのですが、とはいえ、脳の容量としては、管理できる量は少なめ。

ものに宿る感情を大切にしながら、今ある家の収納スペースに収まるように、全体で物量を相殺、調整しています。

 

それでは、
名古屋在住のライフオーガナイザー®︎
中矢くみこ
でした。

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      〜 ひとこと日記 〜
\\  4人のこども と 忘れんぼ母ちゃん  //

母の日は娘がプリンを作ってくれました。夫が「初めて作るから材料で勝負」とバニラビーンズまで買ってきて。(私はチューブに入ったタイプを使っています。)初めてだから思い通りとはいかないし、カラメルも私が鍋をのぞいてみると、「火、止めた方がよくない?!」というほどの焦し具合。(さすがにフォローに入りました)でも、結果的には大人な味のとっても美味しいプリンをいただけました。誰かに作ってもらう食べ物って、心がすごく満たされるのね、と改めて感じた母の日のプレゼント。家族に作った米粉のクッキが娘に好評だったみたいで、「作って!」と言われると、プリンを食べたときの嬉しかった気持ちが思い起こされて、作る時間も楽しく嬉しい時間になっています。