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こんにちは
4人の子どもと暮らす
名古屋在住ライフオーガナイザー®︎
中矢くみこです。
片付けの講座で、小さなお子様のお母さん、おばあちゃんから聞かれるこの質問。
「やっぱり、子どもにおもちゃを片付けさせた方がいいんですよね?」
「1日何回も片付けさせるのは大変なんです……。」
この質問の裏側には、いくつかの思いがあると感じていて
片付けられる子どもになってほしい…
(片付けられない子になって欲しくない不安)
散らかるスピードが速いから、自分で片付けた方が早いしラクなんだけどな…
と、子どもに対する思い、自分に対する思い、両方が混ざっているんじゃないかと。
そもそも、どうして子どもがおもちゃを片付けた方がいいと思われるのか?
書き出してみると、不安だったり、子育ての価値観だったりが見えてきそうです。
私自身は、子どもがおもちゃを片付けることが絶対ではないと思っています。
- 一人暮らしになったときに自分の部屋を片付けられるようになっていてほしい
- 床に物がない状態のリビングを印象付けたい
- 自分に必要なもの・必要でないものの決められるようになってほしい
- ゴミを捨てられるようになってほしい
- 地震がきても家族それぞれが身を守れる状態にしておきたい
このような思いをベースにして、厳しいとき、ゆるいとき、状況に合わせて片付けています。
そもそも、私自身が30年間片付けられないタイプで、多分、このまま一生、片付けられないんだろうな…と思っていたんです。
それが、ライフオーガナイズを実践していくうちに、片付けられるようになりました。
特性として、やっぱり苦手は苦手です。
だから、すぐに散らかるし物も増えます。
だけど、リセットの仕方が分かっているし、できるから大丈夫。
自分が苦手なことを知ること、どうカバーするかをトライ&エラーしながら見つけること、こういう力は、自分の暮らしを整える力になっています。
子どもたちも、大きくなるまでに、この力がつけば、結果的に片付けられる力はついていると思っています。(片付けるかどうかは、また別)
そして、何歳からでも「片付けたい」と本気で思う気持ちがあれば、ある程度まで片付けられるようにはなる。(特性によっては難しいこともあるけど)
そもそも、子どもって、学校だと片付けられるけど、家だと片付けられなかったりします。
片付けることよりも、次の遊びに意識が向いてしまう。
学校だと、片づけることが当たり前だけど、家だと面倒くさいが勝ってしまう、ということもあるかもしれません、
ひとりひとりの子どものタイプによってもちがう。
うちの4人の子どもたち、片付ける子は何も言わなくても片付けるし、片付けない子は、どれだけ言ったとしても片付けない。
同じきょうだい、同じ声かけでも、物を管理する意識が全然違うのです。
だから、
子どもに片付けられるようになってほしいのに…と不安に思ったら
- 片付けられるって、具体的にどんなことができるようになってほしいのか?
- いつまでに、できるようになってほしいのか?
この2つを考えてみるといいかなと思います。
どんな不安があるのか、不安に対して具体的にどんな行動をしたらいいのか、わからないときは、お近くのライフオーガナイザーに相談してみるといいと思います。(名古屋近郊でしたら、ぜひご連絡ください。一緒に整理しましょう♪)
紙や付箋に書き出しながら一緒に整理するのは、ライフオーガナイザーの得意とするところなので!
※サイトページにリンクしています(協会サイトより引用)
「物を戻す」行為自体は歩けない赤ちゃんでもできます。1歳でも片付けはできます。
行動は真似っこしやすいし、できちゃう。
だけど、自発的に動くには、理由(目的)が必要。
乳幼児なら、お母さんが喜ぶ!とか、綺麗に並んでて素敵!とかね。
小学生になってくると、実際に片付ける行動も大事だけど、「なんのために片付けるのか?」これを考える力をつけるのもポイントですね。
それでは、
名古屋在住のライフオーガナイザー®︎
中矢くみこでした。
〜 ひとこと日記 〜
\\ 4人のこども と 忘れんぼ母ちゃん //
私、今週末がお誕生日です。(お義母さんからご飯に誘われ思い出すという 笑)それを、小2の双子の息子たちに伝えました。すると、この一言。「お母さんのプレゼント何がいいかなぁ。部屋を片付けるのが一番嬉しいんでしょ?」と。いやいや、それは、プレゼントじゃないよね?せめて肩もみとかさ…。(肩もみが、びっくりするくらい上手で気持ちいい)4人の中でもダントツ、物の管理に興味がゼロな2人。0か100な極端なタイプなので、もう少し困ってもいいくらいなんだけどね、忘れても、無くしても、あんまり困ったと思わないみたい。よく言えば、おおらかでリカバリー力も高い。まあ、私もそういうタイプだったんだけどね(笑)。