ライフオーガナイザー®︎ 中矢くみこのブログ

凸凹でも片づけベタでも整う仕組みがある!

片付けながら物と向き合った結果見えてくること

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こんにちは
4人の子どもと暮らす
名古屋在住ライフオーガナイザー®︎
中矢くみこです。

片付ける前に、必ず考えて欲しいとっても大切な質問。

「どんな暮らしがしたいですか?」
「どんな時間があったらいいですか?」

私が日本ライフオーガナイザー協会の講座を受講したときにも考える時間がありました。

だけど、部屋がぐちゃぐちゃで、物に家事に押しつぶされそうな状態の当時は、まったく浮かばなかったんです。

「どんな暮らしって、とにかく物が多いのをなんとかしたいの!」
「片づけられるようにならないと、こどもたちが危険なんだって」
「お下がりの洋服も押入れにパンパンだし、布団もしまう場所ないしなんとかしたいの!」

こういう気持ち。だから

「コーヒーを飲んで一息つける時間が欲しい」
「家族にパンやお菓子を焼いてあげられる暮らしがしたい」
「好きな映画を観に行けるといいな」

こんなことは、正直、どうでもよかった(笑)。

というか、そんなレベルじゃない状況だった、という方が合っているかも。(片付けた今は、どれも実現できています。)

物が溢れていて、暮らしが回っていないと感じているときって、今、この瞬間がしんどいんです。

だから、ひとつひとつのストレスを潰していくように片付けていくので精一杯。

レゴを片づけるのに玉入れ要素を入れてみたりしてました

だけど、やっぱり引っかかっていた「私がしたい暮らしってどんなものなんだろう」の問い。

それが、ふと湧いたのが、手芸用品を見直ししていたときでした。

確実に今のままの暮らしでは、刺繍をすることはないし、ミシンで縫い物をすることもない。(長男の入園準備で作ったりはしたけど、数アイテムを作るだけで精一杯だったのもあって。)

だけど、いつか、時間に余裕ができたら「刺繍をしたい」「ミシンでいろいろ作りたい」。

思いが断ち切れず、結局、ほとんど手放せなくって、そのまま保管したんですよね。

いまは、手芸やお菓子作り、パン作りを楽しめています。(どれもインドアなことばっかり 笑。手芸は優先準備が低くて、ほとんどやっていないけど。)

思い立ったときに、スムーズにさっとできるように、物の配置や収納の仕方も工夫できるまでになっています。

私にとっては、ものに溢れて家事もままならないときから、ひとつ上のレベルにきた感覚。

あくまで、それは、私自身のレベルとして。(ものが多いことがレベルが低い、とかそういうことではなくて。)

「どんな風に家で過ごしたいのか?」
「どんな暮らしがしたいのか?」

もし浮かばなくても、まずは片付けて物と向き合ってみる。

行動すると、

自分にとって必要なもの
暮らしていく中で必要なもの
家族にとって必要なもの

を考えざるを得ないし、その自問自答の時間が、管理する力を上げてくれるのは確か。

まずは、ちょうどいい物の量に整えて、出し入れしやすい環境を整えること。

それが第一段階。

緊急性の高いストレスが減っていくと、徐々に感情も解放されて、自分の理想が思い描けるようになっていくこともありますよ。

それでは、
名古屋在住のライフオーガナイザー®︎
中矢くみこ
でした。

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      〜 ひとこと日記 〜
\\  4人のこども と 忘れんぼ母ちゃん  //

小学校のときって、体操服は月曜日に持って行ったら金曜日まで学校に置きっ放しです。だけど、中学になった長男は、体育の日にだけ持っていって、置きっぱなしにはできないように。当然、忘れる確率が上がります。先日、「俺、3回も連続で体操服忘れちゃったんだよね…」と息子が話してくれました。彼が考えた忘れない対策は、いつもリュックに入れておくこと。「ええっ。それは重いから、学校に置いておけないの?」「気がついた時に学校に持っていけると良くない?」と話したら、それはできないという。一人の例外は出せない、という考え方は根強いかもしれない。だけど、多様性ってそういうことじゃないのかな?。と息子に話してみる。すると、まだ先生には相談していないというから、どうするのか、見守っているところです。