こんにちは
4人の子どもと暮らす
名古屋在住ライフオーガナイザー®︎
ICD認定ADHDスペシャリスト
中矢くみこです。
CLOプログラム受講者の「月いち勉強会」。
9月のテーマは「片づけているときの集中力」でした。
※ 「CLO資格認定プログラム」とは?
本協会の提携団体アメリカのICD(Institute For Challenging Disorganization)が構築し現在提供しているプログラムを、日本でそして日本語で受講できる講座です。
慢性的に片づけられない(主にADD、ADHDといった)脳の機能障害、溜め込み症(ホーディング)を持つクライアントへのサポートをするために必要な知識と技術を習得する講座です。

片づけをしていると
- すぐに集中できる人
- 集中するまでに時間がかかる人
- 集中が切れやすい人
いろいろなタイプがいらっしゃいます。
片づけの進み具合にも影響する「集中力」について、
集中が切れやすいときに私たちができること
切れてしまったときのサポートの仕方
など、お互いにシェアをしあいました。
片づけの途中で脱線…
片づけているときのあるある
「いつの間にか違うことをしていた…」パターン。
「掃除しよ〜」とクローゼットの中にある掃除機を取りに行ったら、
掃除機の手前にあった、畳まれていない洋服が視界に入り、
その服をたたみ始めた流れから、洋服の整理を始めてしまい、
気がつけば30分すぎてた!と我にかえる……。

”どこから手をつけよう…… 散らかった部屋を片づけるときの進め方のコツと便利アイテム”
こういった「集中力の切れやすさ」を、どうコントロールするのか?
例えば、意識を戻せるようにアンカー(碇)を設定する。
- Siriにお願いする
- Alexaにリマインドしてもらう
- 紙に書いておく
やり方はいろいろありますが
「どんなときに集中が切れやすいのか?」
という、きっかけになりやすいことを、あらかじめ防ぐ仕組みも大切だと、勉強会を通じて、改めて実感しました。

ちなみに、私の場合は、
何かをしているときに、場所を移動してしまうと、途中で見たものに意識が行ってしまって、別のことをしてしまう
そんな傾向があります。
なので、別の行動をしていても、「〇〇してたんだ!」とハッと気がつけるように
- 短い時間で終わるタスクはアラームをかける
(10分で終わりそうなら、Alexaに「7分タイマー」と声をかける)

- いくつかのタスクがあるなら、ChatGPTで時間のスケジューリングする
(ChatGPTをチェックするのは忘れないんですよね)

ということをやっています。
1人で作業しているときは「集中が続かないタイプ…」と自覚していても、誰かと一緒(人がアンカーの役割になっている)だと、不思議と、集中力が持続するという場合もあります。
私も、サポートに伺ったり、ショールームでお客様と一緒にプランニングしているときは、不思議と集中が切れにくいですし、フードコートのようなたくさん人がいるところで仕事をすると捗りやすい。(人に背を向けて座りますが)
”誰かと一緒に”が好きということ、”人の目が気になって緊張感をもてると集中しやすい”ということもあるのかもしれません。

勉強会では、こういった話題以外にも、
- 書類やものを分けていく作業で、なかなか進まないときの、別のアプローチ方法
- 分け方(グループ分けのカテゴリー)と集中力の関係
- 集中が切れてしまったときに、どういった声かけや行動をすると、クライアントが作業に戻りやすくなるのか?
などなど、「片づけにおける集中について」だけでも話題がひろがって、毎回のことですが、あっという間の90分でした。
CLOメンバーの花村くみこさんのブログには片づけるときに「こうするといいとー」という手法も。こちらもぜひ。
片づけと集中力の関係 〜自分のパターンを知るともっとラクになる〜 » ハナサカライフ
それでは、
名古屋在住のライフオーガナイザー®︎
中矢くみこでした。
名古屋を拠点に
片づけが苦手な方・発達特性のある方への
暮らしの整えサポートを行っています。
サポートプランはLINE相談、オンライン相談(無料)まで。
無理なく、あなたに合う整え方を
一緒に探していきましょう。
〜 ひとこと日記 〜
\\ 4人のこども と 忘れんぼ母ちゃん //
夏休みがおわって、あれがない、これがない、といっている双子たち。私が小学生のころは、教科書やドリルをなくしていたのですが、そこまでのものはなくしていないし、学校側も、紛失しそうな子には、学校で保管するなど対応をしてくださっているよう。(社会の(下)がない、と探しまくっていたけど、学校にあったという)でも、いらないと捨てた家庭科の教材(練習縫いなどをする布)は、2人とも捨てたようで、代わりの布を持って行きました。考えるのが面倒臭いから、多分いらない、捨てちゃえ〜、は危険ですね。長男は、そうなるのが不安で、プリント類も2年分保管していました。