こんにちは。
愛知・名古屋で片づけサポートをしている
ライフオーガナイザー®︎の中矢くみこです。
ADHDというのを知ったきっかけは、15年以上前に読んだ司馬理英子さんの書籍でした。
今回読んだ『「大人のADHD」のための片づけ』は、片づけやすくなる行動が細かく紹介されていて、即実践出来そうです。
写真じゃなくイラストが多め
意外と大切なのが、写真じゃなくてイラストなところ。
写真ってとっても分かりやすいんですが、その反面、リアルすぎて自分の状況に落とし込みにくいと感じることも?
写真は、見た目を真似っこするときには便利ですが、片づけに関しては、見た目を整えても片づかない…という状況が往々にしてあるので、根本的に解決するのに「自分にはどんなやり方が合うんだろう…。」と考える時にはイラストだとイメージが膨らみやすいです。
そして、なにより、薄い!
から、仰々しくない!
でも、中はビッシリと内容が詰まっているので「全部やろう!」より「まずこれだけやってみよう!」と2、3つ選んでトライしてみるところからスタートしても良いですよね。
「うんうん!」NO.1はこれ
私が、心から実感することはこの第2章。
二つの鉄則を守ればうまくいく
ADHDのある人は、いわゆる「片づけ本」にあるような、美しくきれいな片づけ方を目指すのはやめましょう。
守りたいことは、たった2つ。
減らすことと定位置を守ることです。
あとは片づけを定期的に続けていくだけ。
そのためのコツも解説します。(本の29Pより抜粋)
これ、さらっと書かれていますが、片づけられないと悩んでいる状態で、
- 減らすこと
- 定位置を守ること
を守るのはかなり難しい気がします。
「減らす」って片づけ慣れてないと結構大変だし時間もかかる…。
「定位置を守ること」もできないから、いつも探し物ばかり…。
日々の「定期的な片づけ」ができないからちょい置きされたものが山積みになるんですよね…。
でも、片づけやすい収納の土台を作ったり、片づけやすい仕組みをつくって、ハードルを下げてあげれば、できるようになります。
こちらの本にも「どうやってハードルを下げるのか?」の具体的な小さなコツがいくつか紹介されているので、まずは身近なことから実践しやすいんじゃないかなと思います。
この章に書かれている
- 「見える化」をして、定位置を忘れにくくすること
- 完璧を目指さないこと
わが家でもやっています。
片づけができない頃って、見た目ばかりを追っていて、根本的に収納の土台を整えるなんて概念すら頭になかったので、15年前にこの本が欲しかったなぁ…。
といいつつ、近年の大人のADHD向けの本が増えたことで「暮らしが楽になる方も増えてるんじゃないかな」と、今の状況はとってもうれしいです。
名古屋在住ライフオーガナイザー®︎
中矢くみこでした。
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